改修工事・シーリング工事
改修工事とは
補修工事には、外壁塗装や防水工事など前面を工事する前面修理と、下地の部分的な補修を行う部分補修があります。
シーリング工事とは
コーキング補修とも呼ばれる工事で、建物の目地や隙間を補修する工事です。
コーキングの寿命は5~10年といわれています。既存するコーキングの上から継ぎ足す打ち増しと、古いコーキング材を剥がして完全に新しいコーキングを注入する打ち替えの2種類があります。
部分補修の種類
部分補修の種類 | 工事内容 |
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ひび割れ補修工法 | クラックと呼ばれるひび割れが発生した際に、雨漏りの侵入や腐食を防ぐために行われる工事。構造躯体までひびがある場合に施工。 |
注入工事 | モルタル層の外壁が浮き上がったときに、エポキシ樹脂を空洞部分に注入する工事。 |
充填工法 | 0.5㎜以上の大きなひび割れなどに、エポキシ樹脂やポリマーセメントモルタルなどを充填して行われる工事。 |
ピンネット工法 | モルタル仕上げの外壁が気温の変化によって膨張や収縮した際に、ピンとネットを使って壁の補強を行う工事。 外壁の落下を防ぐ目的(剥落防止機能)で施工。 |
シーリング材の種類
シーリング材の種類 | 特 徴 |
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アクリル系 | 早く乾くが、耐久性が少ないというデメリットがある。 補修後にコーキング材が痩せるため、リフォームで使われることは少ない。 |
シリコン系 | 耐久性に優れ、コストパフォーマンスがよい。しかし、シリコンオイルが 周囲を汚染し再塗装できないため、塗装する場合は撤去が必要となる。 |
ウレタン系 | 耐久性に優れており価格は安いが、紫外線に弱い。 コンクリートの目地などに使われる。 |
ポリサルファイド系 | 耐久性が高いが、柔軟性は少ない。仕上げ材を使うと塗料が変色する可能性があるため、汚染防止処理を行わなければならない。 |
費用の目安 | 打ち増しの場合:1平方メートル約500~900円 打ち替えの場合:1平方メートル約900~1,200円 使用するシーリング材は、メリット・デメリットによって使い分けが必要です。 |